そもそもSalesforceって何ができるの?

Salesforceとはなんなのか

Salesforceとは、企業のマーケティング担当者や営業担当者が顧客や商談を管理するデータベースのサービスです。非営利組織は、このデータベースサービスを10アカウント/1GBまで無料で使用できます(通常18,000円/月/アカウント)。

 

「Salesforceを使うと便利になる!」「導入したけど使いこなせない!」という声をよく聞きますが、実際のところ、NPOがSalesforceを活用すると何ができるようになるのでしょうか。今回は4つの活用の仕方をご紹介します。

 

支援者(顧客)のデータが柔軟に管理可能

Salesforceは企業の営業管理ツールです。そのため個人や組織の属性情報とそれに紐づく情報を管理するための機能がとても多く搭載されています。電子カルテをイメージしていただくとわかりやすいと思います。保存したい支援者のデータは時間が経つに連れて変わると思いますが、入力項目の追加も容易に可能です。

 

ボランティア担当と寄付者担当では扱うデータがかなり違いますよね。そのように職員によって入力する支援者の情報、参照したい情報が違う場合、個人で表示する項目の並びや入力する項目を変えることができます。

 

さらに一覧名簿でも簡単に抽出することが可能です。都道府県が「神奈川県」に住んでいて、かつ決済種別が「クレジット」の方の一覧や、会員種別が「正会員」の一覧など簡単に抽出でき、Excelファイルやcsvファイルでダウンロードできます。ExcelのフィルタやAccessのクエリがイメージに近いです。

 

一覧の抽出条件は保存ができるため、毎月月末にデータを抽出するような業務にも対応できます。

 

カスタマイズがプログラミングなしでできる

ExcelでもAccessでも、標準機能でできない部分はプログラミングをしてカスタマイズする必要がでてきます。例えば、会員申込日が入力されたら、自動的に領収証発行にチェックが入る、など操作を自動化する場合です。

 

上記のような簡単な自動化であれば、画面から設定すれば自動化できます。

 

またよくある例としては、新規寄付申込みがあったら、申込みしていただいた寄付者とファンドレイジング担当者にメールを自動送信する設定です。会員期限日がくる3日前に担当者にリマインドする機能なども設定できます。

 

セキュリティ機能が豊富

Salesforceではインターネット上に顧客データを保存するため、セキュリティ機能は豊富に用意されています。そのため、Excelや紙で保存するよりも遥かに情報漏えいリスクは少ないです。

 

普段使用していないパソコンからログインするには、登録しているメールアドレスに送信される確認コードを入力する必要があります。IPアドレスでログインを制限することもできます。またログイン履歴も閲覧でき、悪意を持ってログインしている動きを検知できます。

 

必要な人のみに必要なデータを見せられるように、アクセス権限も非常に細かく設定できます。

 

セールスフォース社では外部からの攻撃やシステムダウンに最新技術で対策を講じているため、情報漏えいの可能性は、手持ちのパソコンを盗難されるよりも少ないと言えます。

 

連携できるサービスが沢山ある

Salesforceは顧客データベースでは世界で一番有名なため、多くのサービスと簡単に連携できます。

 

例えばSansanの名刺管理サービスは名刺情報を自動でSalesforceに取り込む設定ができます。メール配信サービスのMailchimpも連携アプリが提供されていて無料で使用できます。

 

支援者データベースはあくまで名簿です。もちろん名簿自体を活用して支援者とのコミュニケーションがしやすくなるメリットはありますが、それは「守りの機能」です。そのデータを用いてマーケティングに活用したり、ボランティア/プロボノ人材を発掘したりなど「攻めの機能」としても活用できます。

 

「攻めの機能」として活用する場合は、それ専用に提供された他のサービスと連携することがとても大きなメリットになります。

 

そのほか多くのサービスがSalesforce向けに提供され、一つのエコシステムとなっています。これらのサービスの多くで非営利組織向けに割引価格が提供されているため安価に使用できます。

 

まとめ

この記事でSalesforceについて、少しでも理解が進んだと感じていただけると嬉しいです。今回記載したポイントはまだまだ一部の機能です。今後、より詳しい機能やノウハウについての記事を載せていくので、楽しみにしていてください。

Salesforce

メールマガジンにご登録お願いします。



ITに関するお困りごとがあれば、お問い合わせください!
ITツールが決まっていなくても、導入が決まっていなくても構いません。ぜひ一度そのお悩みや課題をお聞かせ下さい。
NPTechナビをフォローする
NPTechナビ